人が集中するまでにかかる時間
人が集中するまでには23分かかると言われています。
その間に集中が途切れると、また最初から23分間が必要だそうです。
集中が途切れる状態とは、電話が入る、SNSの通知が入る、話しかけられるなどです。
せっかく集中していたのにまた最初からというのは本当に辛いです。
特にテレワークで自宅にいると、家族の何気ない行動が集中力を妨げることになっているかもしれません。
そこで、いくつか集中を途切れさせないアイデアというものを見つけたので、私の事例と交えてご紹介します。
ネットワークを物理的に切断する
スマホの電源を落とす、Wifi、無線LANや有線LANなど様々な外界とのつながりを断つ事が集中するための23分間を確保するために重要です。
実際私も、文章を書く事に関しては、集中するためにスマホの電源を落としています。また、調べ物はネットですることは多いので、調査専用に別のブラウザをインストールしています。このブラウザには仕事用のブックマークしか存在しません。
家族や職場で宣言する
周りに人がいるのは仕方ありません。なので、集中するには23分かかるということを周囲に理解してもらった上で、「これから集中します」と宣言して周囲からの接触を極力回避するようにすることです。「今集中しています」とか、「○○時まで話しかけないでください」とかいうプレートを、机や部屋の扉の前に置いておくのも良いと思います。
とにかく、周囲の理解と協調が必要です。私は個室の扉に「○○時まで話しかけないで」と小型のホワイトボードをぶら下げています。
照明やモニターの色を変える
照明の色やモニターの色は大事です。常に同程度の光量を昼夜問わず浴びていると、体内時計がおかしくなります。これにより、当日だけでなく、翌日の集中力も衰えてしまいます。
ですので、部屋の照明は昼間は白色光で良いですが、夕方になったら暖色の光になるように変えるのが良いです。最近のLEDライトではモードの切り替えが可能ですね。
次にPCのモニターの色ですが、Windowsなら夜間モードというが標準で付いていますので、そちらを利用すると良いでしょう。私はフリーソフトでf.lux(フラックス)というソフトで、ブルーライトの抑制だけでなく、モニターの色温度を時間に合わせて自動で変化させてくれるものを使っています。こちらはWindowsでもMacでも使えます。
まとめ
集中力を一度途切れさせると回復までに23分もかかってしまうので、大きなタイムロスだけでなく、成果にも影響してきてしまいます。皆さんの生活スタイルに合わせた集中力確保の環境を整えていただければと思います。
またその他に、周囲に適度な緑を置くのがいいとか、鳥の声や川のせせらぎの音を流しておくと良いとか、様々な対策があります。
私個人としては、自宅で仕事をしているときでも、カフェで他の人が大勢話している感じの環境音があるので、そちらを流すようにしています。Youtubeで「環境音 カフェ」とか検索するといくつも出てきますよ。
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