インキュベートの法則というのをご存知でしょうか?
何事も21日間(3週間)続けると習慣化するという法則です。
なぜ3週間かと言うと、習慣化したいことを何が何でも21日間続けると、それらが顕在意識から潜在意識へと受け渡されるそうです。
その結果、行動が習慣化するというのですね。
最初は意識的に、意図的にやっていることではあるのですが、21日に近づいてゆくに連れて無意識的に行動する状態になるということです。
ただ、習慣化したい行動を決めるにもやり方があります。ただ闇雲になんでも継続してゆけばいいというわけではありません。
やり方のポイントとしては、目標は身の丈のちょっと上を設定すること。高すぎる目標は3日も続きません。
まず、高い目標があるならば、それらを段階的な目標に細分化すること。そして細分化した目標を一つづつ、必ず21日間継続して達成してゆくことが大切です。
私もそうやって一つづつ目標を達成しています。
私の例でいうと、私は毎朝、毎晩ノートに色々と書くことと、読書を習慣化しました。朝は前日の日記というかなんというか、思った事を書き綴ること。夜は将来の目標を書き続けること。
読書も必ず時間をとっています。どれも30分~1時間かけてやっていることなのですが、これらは一度に達成しようとしませんでした。
まずは朝の習慣。これには早起きの習慣も加わりました。そして、3週間ちょっとかけて無理がなくなったら、次は寝る前の30分に書くことを加えました。その後、30分~1時間の読書の習慣です。
これが習慣化して今は半年以上は軽く経過しています。どれも生活に無理がかかっていません。
ただ、始めは抵抗がありました。いつもと違うことを習慣化しようとするので苦痛が伴います。苦痛と言ってもどこかが物理的に痛くなるわけではないのですが。
難しい言葉で言うと「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」が働くということです。心身に変化が起きると、元の状態に戻そうとするという抵抗感のようなものですね。
私の習慣化で一番良かったのは朝に色々と書くことでした。ジュリア・キャメロン氏の「ずっとやりたかったことをやりなさい」という本に出会い、モーニングページを書くことを習慣化しました。これを習慣化することで、一日の始めからスッキリして過ごせます。逆に、書けなかった日はなんとなくモヤモヤとしています。
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