勉強の成績が悪い人の特徴
成績優秀者。いわゆる勉強ができる人のことです。
私も一応、中学、高校、大学と、分ければ上位にいました。高校時代は遊びすぎていましたが、中学、大学では上位10%以内には余裕で入っていました。なので、お勉強は得意な方なのです。
そのため、私と比較して勉強ができなかった人と勉強方法の何が違うかちょっとだけわかる気がします。
まず、成績が悪い人の特徴として、
・書きまくって覚えようとしている
・ノートをきれいに書いている
・ヒント無しに問題を解こうとしている
という点がありました。それぞれ説明します。
書きまくって覚えることの弊害
まず、書きまくることで覚えることはできません。なぜなら、「覚える」ことではなく、「書く」こと、つまり数をこなすことに集中しているからです。
違いますよね、目的が。
それに、単語を1つ覚えたところで何か?
英単語のスペルを覚えても意味を知らなければ意味がありません。歴史上の人物の名前を一人二人覚えたところで、歴史的事件と絡めないと問題に答えられません。
ただ書くだけ、というのがいかに危険か分かりますでしょうか?
ノートをきれいに書く事の弊害
ノートをきれいに取ることが悪いわけではありません。ただ、これも書きまくる事と同じで、ノートをきれいに取ることが目的となってしまいがちです。
あんなきれいなノートをとっているのに、なんで成績悪いの?と思った人は何人もいます。
私は高校の時から既にボールペンでした。赤と黒の二本だけ。まず、ボールペンなので間違えても消せないし、消そうとしない。間違えたら赤ペンで書き直すだけ。
なぜなら、間違えたということは自分が間違えやすいところだから間違えたということなので、ノートを見直す時に再度注意できます。
あと、きれいなノートには余白が無い。なので、後で気づいたことを書き込む余地がないんですね。これは問題です。私はボールペンで、大きな字で、余白がめいいっぱいあっても気にせず書きたいことを書いています。
ヒント無しに問題を解こうとしている
昔は先生で、問題は一から考えて解けとかいう人がいました。今でもいるのかな?もう、そんな先生がいたら絶望的ですね(笑)。
知らないものを一から考えて解ける人って、何かしらの天才です、本物の。無茶です。
どんな分野でも過去問とか前例とかがあります。それをいくつも、何度も覚えていくのがまず最初です。
数学でもなんでも、受験勉強なんて問題のパターンがあるのですから、それを全部覚えたら大概の大学になんて簡単に合格できます。
応用力が必要だから自ら考える必要がある!とかいう人が時々いますが、違います。
まずはベースとなるパターンを網羅して記憶した上で、パターンに無いことを考えるのが応用です。
大抵、まず考えろっ!って言う人は、考えている風で考えていないのと同じなんです。だって、となりに答えを知っている、つまり、パターンを知っている人がいるわけですから。なぜ聞かない?一瞬で解けるぞ??と謎なわけです┐(‘д’)┌
まとめ
ちょっと上から目線だったかもしれません。でも、書きたいから書いてしまいました。だって、非効率この上ない事をやっている人を最近見てしまったからなのです。
正面から言ってしまうと気分を害されそうだったので言いませんでしたが、もしこの文章を読んでいただいた人の参考になればと思い、書きました。
たった一人でいいので、役に立てばいいなと思います。