人体に影響がある新型コロナウイルスだけでなく、電子の世界でも最近流行っているウイルスがあるようです。
それが「Emotet(エモテット)」と呼ばれるコンピューターウイルスです。
海外の捜査当局から報告があり、日本国内だけでも2万6千件も感染しているらしいです。他人事ではないですね。
日本でも、警視庁が総務省などを通じて、各プロバイダー側に感染情報を提供していくそうです。これをもとに、今日2月22日以降、各プロバイダーは感染したパソコン利用者を特定し、メールなどで注意喚起を図るそうです。
エモテットはメールに添付されたファイルを開くことで感染が広がる仕組みのウイルスです。
感染すると、メールアカウントやメール本文を見て、それをもとに新たなメールを作り出して送信し、感染者を増やすというやり方みたいです。
実際に存在する人からのメールなので、開く可能性が高いですよね。
最近はパスワード付きZIPファイルも内閣府と内閣官房でこの手法を廃止すると発表しましたね。添付ファイルは怖いです。
ですから、メールの添付ファイルを開くときには、本当に送信者が送ったものなのか、今一度確認してから開いたほうがよいと思います。